20.発熱

閲覧数862
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    看護症状

    代表キーワード

    看護発熱

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    発熱
    1 症状が生じる病態生理
    1.発熱とは
    体温は,正常時は体熱と放散のバランスがとれていて「一定に保持されている。これがさまざまな体への侵襲により,バランスが乱れたり,反応して体温を上昇させる,この現象を発熱という。
    発熱の程度
    微熱   37.0~37.9℃
    中等度熱 38.0~38,9℃
    高熱   39,0℃以上
    2.発熱のメカニズム
    発熱は以下のようなメカニズムで起こってくる。しかし,すべてのプロセスを必ず通って起こってくるのではなく,途中のプロセスを通って起こる場合もある。
    ①外傷・熱傷などにより,外因性発熱物質(外毒素・エンドトキシンなど)が体内へ侵入したり,増加する。
    ②マクロファージが遊走し,貧食が始まる。
    ③内因性発熱物質(インタ一ロイキン1,インターフエロンγなど)の産生が誘導される。
    ④発熱物質は脳血液関門を通り抜けることはできないので,脳に直接進入することはないが,しかし脳の近傍にある体温調節中枢である視床下部近傍の内皮細胞に作用することによってプロスタグランジン(PG)が産生される。
    ⑤PGが体湿調節中枢を高温側ヘシフトさせることによって,体温の上昇(発熱)...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。