玉川大学 教科 生活第二分冊

閲覧数1,680
ダウンロード数9
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    22年度課題 問題解決学習と生活科の3項目について要約し、各項に考察を加えよ

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     生活科は、具体的な活動や体験を通して、総合的な学習を目指す教科である。そのためには、児童が様々な場面に応じた活動を自主的に行えるような授業作りが重要となる。それには、問題解決学習の原理を理解し、取り込んでいくことが有効である。
    (1)問題解決学習の思考
     問題解決学習は、20世紀の初頭、アメリカの進歩主義教育運動の中で、知識の一方的な押し付けや詰め込み教育に対立して考えられたものであり、デューイを中心とする経験主義の教育論を具体化した教育方法である。一般的には、児童が直面している問題を解決していくことにより、児童自信の経験や知識を再構成し、発展させようとする学習方法とされている。注入的な方法による学習ではなく、学習主体としての児童が疑問や矛盾などの問題点を自分で解決するという、自主的・能動的な学習方法であり、児童が今までに得た知識や経験を結びつけて問題を解決したり、その態度を養うようにしていくものである。
     その思想的背景には、デューイらの経験主義の教育論がある。この経験とは主体が環境に働きかけ、逆に環境が主体に働き返すという相互作用のことであり、それが連続的につながっていくのが「経...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。