S0538 学校教育課程論(中・高)_設題1

閲覧数1,681
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    合格済みです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題 中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    今日の子どもたちの学力低下についての問題を受けて、文部科学省は2011年4月に新しく学習指導要領を改訂し、ゆとり教育の路線からの方向変換を企画している。体験重視の「総合的な学習の時間」を削減し、国語・算数などの授業時間に振り替えることが盛り込まれている。つまり、子どもたちに「ゆとり」をもった学校生活を送らせる意図で実施されてきた一連の教育改革が、学力低下論に押される形で振り戻されたのである。教育課程を再編する上において、これまでの改革の方向性の見直しが迫られている。
    ここで議論すべき点が2つある。1つ目は、時代にふさわしい教育とは、子どもたちに求められる授業のあり方とは何かといった、教育の本質に関わる問題である。子どもたちの教育には、子どもを中心とした「経験主義」を教育の本流におくべきとする考え方と、「読み・書き・算」を中心とする「系統主義」をその本質をみる考え方があり、どちらの考え方に本質をおくのかは、その時代の教育をめぐる状況に大きく影響する。2つ目は、制度として...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。