心理学入門 「心理学の歴史と現代社会への応用について述べよ。」 課題レポートB判定

閲覧数3,719
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    人類は太古の時代から、人の心(魂)に興味をもっていた。
     古代ギリシャ・ローマ時代には、アリストテレス(Aristoteles,BC.384‐322)やヒポクラテス(Hippo‐crates,BC.460‐377)などの哲人を輩出したが、その時代には、しばしキリスト教会が欧州の精神風土を支配したため、神の支配する秩序ある精神文化が栄え、心に対する科学的な見方が排された。
    16世紀になると、自然科学が隆盛を極め、新しい地球観・人間観に脚光を浴びせられた。ルネッサンスである。フランスの哲学者デカルト(Descartes,R.,1560‐1650)によって心身二元論が主張され、身体の科学的研究が発展し、またその潮流により心の研究にも科学的アプローチが許される環境に至った。英国の哲学者ロック(Locke,J.,1632‐1704)は経験論哲学を主張し、こうしたデカルトやロックの思想は、現代心理学の誕生の母胎となっている。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    9
    「心理学の歴史と現代社会への応用について述べよ。」
     人類は太古の時代から、人の心(魂)に興味をもっていた。

     古代ギリシャ・ローマ時代には、アリストテレス(Aristoteles,BC.384‐322)やヒポクラテス(Hippo‐crates,BC.460‐377)などの哲人を輩出したが、その時代には、しばしキリスト教会が欧州の精神風土を支配したため、神の支配する秩序ある精神文化が栄え、心に対する科学的な見方が排された。

    16世紀になると、自然科学が隆盛を極め、新しい地球観・人間観に脚光を浴びせられた。ルネッサンスである。フランスの哲学者デカルト(Descartes,R.,1560‐1650)によって心身二元論が主張され、身体の科学的研究が発展し、またその潮流により心の研究にも科学的アプローチが許される環境に至った。英国の哲学者ロック(Locke,J.,1632‐1704)は経験論哲学を主張し、こうしたデカルトやロックの思想は、現代心理学の誕生の母胎となっている。

     19世紀に入ると、人間に関する科学的知識は断片的ではあるが集まり始め、心を科学的に解明するための準備が整った...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。