<明星大学通信教育部>460道徳教育の研究2単位目

閲覧数1,588
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題1 児童の道徳性の発達について述べよ。
    講評 各研究を踏まえてよく検討されています。
    課題2 道徳教育を成功させる方法の原理について述べよ。
    講評 テキストに即し、考察がまとめられています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 道徳性とは「社会に存在しているさまざまな規範、基準、価値などを知り、自分の考えや行動を調整していこうとする個人の特性」と規定される。また、広辞苑第5版には「人のふみ行うべき道。ある社会でその成員の社会に対するあるいは成員相互の行為の善悪を判断する材料として、一般に承認されている規範の総体。法律のような外的強制力を伴うものではなく、個人の内面的な原理」とある。道徳性は、特定の行動の善悪についての原理・規範の需要という道徳的判断もしくは道徳的意識という認知的側面のほかに、実際にその原理・規範に従って行動するという道徳的行為の2つの側面がある。わかりやすくいうと、電車にいるお年寄りに席を譲るべきことが望ましいとわかっていても、実際にはなかなか実行できないこともある。その望ましいことを認知すること、実際に実行に移すことの両面で考える必要があるということである。

     さてこの道徳性はどのように発達していくのか、という研究をまとめる。

     ピアジェとコールバーグは認知発達理論の立場から道徳判断の発達の考察をした。ピアジェはその段階が、子どもの道徳が他律から自律へと、個人間では差があるが個人内の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。