製造物責任制度の実効性を向上させるための政策のあり方

閲覧数2,635
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 50ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    法学部法律学科23年度卒業論文です。
    製造物責任制度の制度や実態の概説→同制度を消費者保護に資するものにするための提言+参考文献、資料。という流れになっております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    製造物責任制度の実効性を向上させるための政策のあり方
              

       
    目次

    はじめに

    日本の製造物責任制度とその特徴、歴史的経緯等の概説

    今後の製造物責任制度における国や地方公共団体の政策のあり方についての考察

    第4章 導き出された提言

    第5章 おわりに

    ―表・グラフ、参考文献―
    第一章 はじめに
     我々が日常で触れるもののうち、OEM供給やPB商品などの市場におけるシェアが増えている。その結果、消費者と製造者の距離はますます遠くなる一方である。

    さらに、サリドマイドの悲劇や国際的な航空事故のように、ひとつの製品が多数の国で被害を出す可能性も高まってきている。

     このような近年の背景を受けて、近年、消費者の安全を守ることを目的とした消費者庁が設立された。

    この消費者庁の設立によって、日本の従来の製造物責任制度のあり方の再考の必要性が出てきた。

    製造物責任制度は、現代の社会において、欠陥製品からの消費者保護体制が万全でないゆえに、その立法目的を充分に実現できていないと評価することもできる。

    そして、それは、消費者が欠陥製品の被害を受けた時に、容易に救...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。