保育者論レポート2

閲覧数4,109
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    倉橋惣三の保育者論とフレーベルの園丁(庭師)思想について述べなさい。A評価

    タグ

    子ども保育幼児児童大学問題思想人間生命自然

    代表キーワード

    保育者論保育

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    保育者論(2単位)第2設題
    ・倉橋惣三の保育者論とフレーベルの園丁(庭師)思想について述べなさい。
              
     倉橋惣三は、1906年に東京帝国大学文科大学哲学科卒業後、帝大大学院で児童心理学を学び、東京女子高等師範学校講師を経て、1917年には日本で最初の幼稚園(東京女高師付属幼稚園)の主事として就任した。その後文部省在外研究員として外遊し、1922年に帰国。再度主事に復帰し、幼児教育の育成と発展に尽くした。倉橋惣三は、子どもの自発と心情を重視する自然主義的児童観によって、明治以来の形式的な恩物主義(フレーベル主義)を拝し自由遊びを重んじた。子どもの生活とルールに根ざした自己充実を目指し、そのための誘導を保育の真諦とした。
     倉橋は、子どもの人格を尊重するということを強調している。そして、保育者は単に知識や技能などといった保育法だけでは十分ではないとし、大切なのは、心づかいであり、その心づかいが自然と出るその人の人間性そのものであると説いている。倉橋が伝えているのは、目に見える保育の外の部分ではなく保育者や教育者の内面のことであると私は思う。
     次に、幼稚園主事として、ま...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。