国際法総論レポート「海の紛争と国際裁判」

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    資料紹介

    国際法総論の海の紛争と国際裁判に関する問題について整理しました。様々な海の領域について、歴史的な観点から整理し、その後に紛争解決手続きについてICJ・ITLOS・仲裁裁判所を中心に整理しました。国際法総論のレポート課題の参考にどうぞ。

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    海の紛争と国際裁判
    国際法総論
    2010/07/20
    海の国際法

    従来から海の支配と自由に関しては「閉鎖海論」と「自由海論(グロティウス、1609年)」の対立があったが、第二次世界大戦後に各国の海洋資源への関心が強まったこともあり、海洋法の在り方を明確にするため、1958年国際連合の主導で第一次国連海洋法会議が開催され、「ジュネーブ海洋諸条約」(具体的には、「領海及び接続水域に関する条約」、「公海に関する条約」、「漁業及び公海の資源の保存に関する条約」、「大陸棚に関する条約」の4つ)が採択された。

    その後、領海の幅員を巡って1960年の第ニ次国連海洋法会議が開催された他、1967年の第22回国際連合総会におけるパルド・マルタ共和国大使の新提案(深海底を「人類の共同遺産(common heritage of mankind)」とし、国際機関による管理を企図)をきっかけとして1973年には第三次国連海洋法会議が招集され、長い議論の末、1982年、現行の国連海洋法条約の草案が可決され、1994年発効した。
    様々な海の領域

    (1) 1958年にジュネーブ海洋諸条約採択される以前は、内水、...

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