2010年代後半の現代社会における学習指導要領の具体像について

閲覧数1,690
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    1998年学習指導要領の改訂以降に挙げられた問題点を明確にしたうえで、教訓にすべき事項を述べ、また、今後改訂を行う際の具体的な構想を描いていく。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育課程・方法 レポート課題                    

    「2010年代後半の現代社会における学習指導要領の具体像」
    本レポート課題では、1998年学習指導要領の改訂以降に挙げられた問題点を明確にしたうえで、教訓にすべき事項を述べ、また、今後改訂を行う際の具体的な構想を描いていく。

    1.1998年の学習指導要領改訂とその問題点

     1998年に学習指導要領が改訂されたまい様に関して注目すべきなのは次の点である。第一には、教育内容の3割を減少させたこと、第二に中学校では選択教科を拡大し、高校では必修の教科までも選択履修にして全てを選択教科へと改編したこと、そして第三に、完全週五日制への移行を行ったことが挙げられる。

    「ゆとりの中で生きる力をはぐくむ」ことを基本方針として掲げられ、スタートをきったゆとり教育の方針だが、改訂当初から様々な問題点が同時に挙げられていた。教育内容に関しては、ただ授業数と内容をともに減らしたとしても、授業時間数が減る以上に教育内容を減らさなくては、ゆとりは生まれない、と秋山仁東海大教授は言う。実際に、完全週五日制が導入されてから各学校では、授業時...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。