「琉球歌謡論」検討

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    玉城政美『琉球歌謡論』の儀礼歌謡の項を外間守善『南島文学論』と比較検討したものです。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    講義内でつかった『琉球歌謡論』の儀礼歌謡の項に関して要約し、そこでおこなわれている分類方法と、他の研究者のものとを比較・検討してみる。
    1.『琉球歌謡論』内容要約
     筆者は、琉球の歌謡の四つの分類のうち、「生活手段的事象を課題とする歌謡群」の分野に「儀礼歌謡」と名をつけている。儀礼歌謡とは、人々が守護神と交流する世界をことばによって表現した作品である。そしてその内容には「社会が望ましく思うことがら」が繁栄されており、とくに琉球では儀礼の目的を表現する手段として歌謡が重要な役割を担っている。また、国家や村落共同体以外の、家庭や個人レベルにも私的儀礼があり、そこには歌謡が存在する。これは、社会的な問題は公的儀礼で、個人的な問題は私的儀礼で歌謡を用いて解決しようとしているのであって、それを実践する次元の違いである。
     歌謡によっては表現主体自身の役柄に言及したり、聞き手に働きかけたりする以外に、儀礼の情景や儀礼行動を表現することに主眼をおいた歌謡も存在する。こういった歌謡には、儀礼世界を構築、あるいは意味づける役割がある。とくに、琉球の儀礼においては、ことばの力による儀礼世界の表現それ自体が..

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