451教育方法学Ⅰ 1単位目合格レポート

閲覧数1,582
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>
    1.我が国の教育方法の歴史をまとめた上で、今後の課題を整理せよ。
    2.問題解決学習について調べ、具体的な実践例を考えよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 我が国の教育方法の歴史は、江戸時代の藩校や郷学から始まり、代表されるのが寺子屋である。学習者の興味や発達に応じる教育が実践され、貝原益軒らによって、教育方法と学習者の興味や発達を加味した教育課程が考案された。明治期に入ると「学制」発布により、政府主導による統一的な学校教育体制が整うことになり、制度としては全国各地に小学校が誕生したが、校舎や教師が不足していたため、教師育成に力を入れた。師範学校で教えられるようになった教育方法は、ペスタロッチの教育理論に基づく開発教授であった。明治中期以降、教育方法はヘルバルト学派の五段階教授説の影響を強く受けることとなり、教授段階を明確にすることで、道徳性の育成を教育の目標に組み込むことができた。しかし、教育が画一化し、注入主義に陥るという批判も生まれる中、大正期に入ると、新教育運動が見られ、教育の焦点を子どもに移すだけでなく、教育方法の改革も試み、戦後の新教育に影響を残すこととなった。昭和初期には、国が内容を定め、教師には定められた教育内容や徳目の教授を進めることのみが求められ、学校は画一的な注入主義の場となった。しかし、このような中で日本独自の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。