08830日本史第2分冊

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    マッカーサーの日本統治と池田勇人の計画

    私は、占領下におけるマッカーサーの日本統治、高度成長を支えた池田勇人の国民所得倍増計画と外交について論じていきたいと思う。

    まずは,言わずと知れたマッカーサーである。確かに私自身、マッカーサーという名前は日本史で習ったし、戦後を題材に取り上げたメディアでは、必ずと言っていいほどマッカーサーの名前が出てくる。戦後日本にはかかせないアメリカ人である。私は、彼の間接統治を評価したい。なぜなら、現在日本が戦争に巻き込まれずにいて、平和憲法を作れたのも彼のおかげだと思うし、当時趨勢であった天皇制の廃止をくいとめ、象徴という形で日本に残したからだ。つまりマッカーサーは、現在の日本の土台を作ったと言っても過言ではない。

    私は特に、マッカーサーの平和憲法を取り上げたい。その二つの大きな柱として、天皇制の存続と、戦争放棄がある。どちらもマッカーサーが熱く推したものである。

    しかし、なぜ彼は天皇制をおしたのであろうか。それは、天皇というのは日本国民にとってはきわめて重要な人であったし、これを否定すると日本の統治が難しくなるという点を考慮したのであろう。そして...

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