公共図書館の存在意義と使命

閲覧数7,162
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,430円 | 非会員1,716円

    資料紹介

    タグ

    図書館経営論経営

    代表キーワード

    経営

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    はじめに

    公共図書館の存在意義、使命はユネスコ公共図書館宣言を見ると、「地域において知識を得る窓口である公共図書館は、個人および社会集団の生涯学習、独自の意思決定および文化的発展のための基本的条件を提供する。」(注1)とうたっており、バリアフリーの状況の下で、すべての住民に平等に利用できることを原則にしている。しかし、この条件を満たしているのが公共図書館だけであるとは限らない。図書館の機能の一部を代替し、それと競合している民間の施設、サービスがあるからだ。よって、公共図書館は利用者に対して、自己アピール、また税金を使って経営しているというアカウンタビリティを果たす責任がある。
    1、競合する施設、サービスとの違い

    書店は主に新書を扱う事が多く、有料である。インターネット書店は豊富な在庫を所有し、迅速に配達するなど利便性は高いが、これも有料である。一方、図書館は新書を速やかに利用者に提供する事は難しいが、無料であり、閲覧、コピーができる。情報検索エンジン(Yahooなど)は情報サービスやレファレンスサービスに迅速に応える事ができ、我々の生活に身近なものになっているが、ネット環境が整って...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。