【新版】S0612 生活科概論 第一設題 S0619 生活科教育法 第一設題 セット

閲覧数2,581
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ■生活科概論
    生活科のこれまでのあゆみをまとめるとともに実際の授業における教育的成果と課題を明らかにし、生活科のこれからの展望について具体的なことがらを示して述べよ。
    ■生活科教育法
    「気付き」の階層と「気付き」の質が高まる過程について、テキストに示された実践例にふれて述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    生活科のこれまでのあゆみをまとめるとともに実際の授業における教育的成果と課題を明らかにし、生活科のこれからの展望について具体的なことがらを示して述べよ。
    1.生活科のこれまでのあゆみ
     我が国の教育課程に生活科が誕生したのは平成元年であるが、そこに至るまでには様々な背景があった。それを順に追っていくことで生活科がどのような教科なのかを考察していきたい。
     昭和30年代終わりから40年代にかけて、児童・生徒の基礎学力の低下や青少年の非行、規律の低下などが問題となった。また昭和46年には中央教育審議会で、特に低学年において、これまでの教科の枠にとらわれず、児童の発達段階に即した教育課程が必要であると指摘されている。その結果、他教科、道徳等と関連付けた指導を行うことや、子どもの主体的な働きかけが重視されるようになり、低学年の社会科と理科の改善が図られた。
     昭和50年代に入ると、低学年における社会科及び理科の内容を中心とした新教科設定が検討された。しかし、具体的な詳細までは決まらず、「低学年においては、合科的な指導が十分できるようにすること」と学習指導要領に記されるに留まった。そして、昭和5...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。