志賀直哉「網走まで」の感想文

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    志賀直哉「網走まで」の感想文。どう読んだか、を中心に。

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    「網走まで」志賀直哉
    作家 志賀直哉(明治十六年~昭和四十六年)
    作品 「網走まで」明治四十一年に執筆され、明治四十三年「白樺」に掲載された志賀直哉が世間に発表した最初の作品
    〈宇都宮の友に、「日光の帰途には是非お邪魔する」と云ってやったら、「誘ってくれ、僕も行く」と云う返事を受け取った。〉という文から、この話は始まる。語り手である「自分」は、日光に行ったその帰りに、宇都宮にいる友人に会う予定だった。しかし、〈とにかくその友の所まで行く事にした。〉八月の酷く暑い時期であったので、〈自分は特に午後二十分の汽車を選んで〉東京上野から宇都宮まで向かった。
    語り手は、汽車に乗ることに慣れているように感じた。上野駅での人々の描写がそう感じさせる。〈改札口の手摺へつかえた手荷物を口を歪めて引っぱる人や、本流から食み出して無理に復、還ろうとする人や、それを入れまいとする人〉を見て、〈いつも通りの混雑〉と表現している。顔をしかめたくなるような人々の駅での様子は、彼にとっては見慣れた風景なのである。また、〈先の客車は案の定すいていた〉とあるように、経験上、一番先がすいていることを知っていたことが分かる。..

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