R0115漢文学レポート第1設題(B判定)

閲覧数2,121
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    タグ

    漢文学漢文の定義

    代表キーワード

    漢文学R0115

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本に於ける「漢文」とは何か、その定義を述べよ。
    漢文というと、私たちは何を思い浮かべるであろうか。私の場合は、中学校や高校の国語の授業で習った漢詩を思い浮かべることができる。漢字ばかりの文に返り点や送り仮名などを付けて読む、特殊な文章のようにも思えたものである。それでは改めて、日本における漢文とはどのようなものであるかを述べていきたい。
    漢文が生まれたのは、今から数千年も前の、まだ紙や筆が発明されていない時代のことであった。その頃の記録は、竹や木片などに彫ったり、細い棒の先に漆を付けて記したりしたものであり、漢字は画数が多くて書くのに時間がかかったものと思われる。そのため、漢文の文体は非常に省略が多く、必要最低限の文字だけで記されるという特徴と、当時の話し言葉とも異なる書き言葉である特徴を持っているのである。
    つまり、漢文はメモに近いような文体になっているのが大きな特徴なのである。
    このような特徴を持った漢文は、中国の古典文であるため、もともとは漢字だけで記されたものであった。日本では、漢字だけで記された漢文の原文を「白文」と呼んでいる。しかし、白文を見てそのまま日本語に読み下すのは...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。