ビジネス・マナー練習問題

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    ビジネス・マナー練習問題
    第一課 上座と下座
    Q1、エレベーターの乗り降りは次のうちどの対応が良いでしょうか?
    A 自分が先に乗って、ボタンを押して待ち、降りる時はお客様を先に降ろす。 B お客様を先に乗せて、降りる時は自分が先に降りて案内する。 C 乗る時も降りる時も自分が先。 D 乗る時も降りる時もお客様が先。 正解は D エレベーターは乗る時も降りる時もお客様が先と覚えておいて下さい。 だたし、ドアーが閉まらないように手で押さえておくようにしましょう。降りる時には必ずお客様に「右でございます」などと事前に声をかけることを忘れずに。
    Q2、応接室でお客様に勧める席は?
    お客様を応接室にお通しすることになりました。 どちらの席を示したら良いでしょうか?
    正解は A
    入口から一番遠いソファーの席が上座というのが基本です。部屋の大きさや、応接セットによって必ずしも基本通りとはいかない場合もありますが、お客様によっては、席次を気にされる方もいらっしゃいますので、出来るだけ自分の会社の応接間の環境を基本に近い形に整えておくことをおすすめします。この場合の上席はABCDFE となります。
    Q3、応接室でどこに座る?
    今度はあなたが営業として初めての会社を訪問し
    ました。応接室に通されると 案内の女性はイラスト
    のCを勧めて、担当者を呼びに行きました。さて、
    あなたはどこに座りますか?
    正解は FかE
    上座はAですが、初めて訪問した会社で、自分が来客だからと当り前のように上座に座るのは禁物。ちょっと控えめにしているのがマナー。
    自己紹介した後で、更に勧められたら初めてそこで「では失礼致します」と言って座るくらいが良い印象を与えます。
    Q4、電車の座席
    上司と一緒に出張することになりました。同行者は部長、課長、先輩そして自分自身の4人です。イラストのように向かい合って座ることになりました。
    さて、部長にはどこの席進めたらよいでしょうか。
    正解はC
    進行方向に向かって、窓際が上席です。上席順に並べるとCADBとなります。
    また、自分が同行しない場合にも、誰にどの席の切符を渡すべきか、ちょっとした配慮ができるとよいですね
    Q5、タクシーの座席
    タクシーで移動することになりました。同行者はお客様、部長、先輩そして自分自身の4人です。さて、この場合お客様をどこに座らせるのがよいでしょうか?
    正解はD
    タクシー、ハイヤーのように専門の運転手さんがいる場合の上座の順番は、1番がD、2番がB、三番がC、そして最後が助手席Aとなっています。ですからこの場合はお客様がDに座り、部長がBに座り、先輩がC席で、自分は助手席のA席に座ることになります。
    ただし実際には後部座席の真中は大変狭く座りごこちの悪い席です。ですからこの場合には「私が真中に二座らせていただきますが‥‥」と声をかけることが望ましいでしょう。
    また和服をお召しの場合にも奥は移動するのが大変ですから、この場合にも「私がおくに参りましょうか?」と声をかけてみるのがよいでしょう。
    常に相手や、その場の状況を見て臨機応変な応対ができるとよいですね。いかなる場合も言葉をかける、言葉で補うことを忘れないでください。こんな時こそ応用力が光ります。
    Q6、上司が運転する車
      部長の運転する車で課長と自分の三人で出かける
    ことになりました。さて、自分はどこに座りますか?
    正解はB
    オーナードライバが運転する時には一番の上席はオーナーの隣、つまり助手席になります。ですからこの場合は課長がAに座ります。そして自分は後部座席のBに座ります。
    誰が運転するのか、どんな人と一緒なのかによって、状況は常に変化しますから、基本パターンだけでは対処できないこともあることを覚えておきましょう。
    第二課 名刺の差し出し方と、受け方・扱い方
    Q1、名刺交換part1
     上司と一緒に名刺交換をする場面で、先方の方が、自分に先に名刺を渡そうとしたので、そのまま受け取りました。これでよいでしょうか。YES-NO
    解説(正解はNO)
     複数の人と名刺交換をする場合には双方の上司から始めます。もしあなたが上司より先に名刺を受け取れば、名刺を見るまでは相手の方は当然あなたが上司と判断したことになります。あなたが一歩上司より下がっていればこういうことにはなりませんから、上司を立てる態度を忘れないようにしましょう。
    Q2、名刺交換part2
      上司と同行してある会社を訪ねました。先方は課長と部下の二人です。さて名刺交換はどのようにしたらよいでしょうか?
      次のA~Dのうちよいと思われるものを選択してください。
     A:自分が先に先方の課長、部下の順に交換し、終わったら上司が先方の課長、部下の順に交換する。
     B:先方の課長が上司、自分の順に交換、次に先方の部下が上司、自分の順に交換。
     C:部下同士が始めに交換し、次にお互いの課長と交換、そして最後に課長どうしが交換。
     D:課長と上司が交換を始めたら、自分はすぐに先方の部下と交換、終わったら場所を入れ替わって、自分が課長と交換、上司先方の部下と交換。
    解説(正解はD)
    自己紹介は目下の者から名乗る、あるいは訪問した方が先に名乗るという原則があります。この場合は訪問した上司と自分を一体と考え、その中では当然上司が優先します。上司同士が交換を始めたら、すぐに部下同士が交換を始め、次に相手の上司とします。時間の無駄にもならないように、さっさと迅速にかつ丁寧な名刺交換をしてください。
    Q3、いただいた名刺、その後どうする?
      いただいた名刺をすぐにしまわずに、テーブルの上に並べて置いておきました。これでよいでしょうか。YES-NO
     解答(正解はYES)
      いただいた名刺をろくに見もしないでしまってしまう方が失礼というもの。もちろん相手の名前をきちんと覚えたのなら、しまってください。ただし、もし覚えていないのならテーブルの上に並べて、相手の顔と名刺を見ながら会話の中に必ず相手の名前を入れること。これは儀式として並べているわけではなく、覚えるために並べるのですから、その目的をきちんと果たしてください。また辞去する際に決して忘れないようにすること。
    Q4、いただいた名刺にメモ
     名刺交換の後、忘れないようその場で今日の日付を書き込みました。これはかまわないでしょうか。YES-NO
     解答(正解はNO)
      その場で名刺に書き込んでよいのは、相手の携帯電話の番号やメールのアドレスくらいなもので、その他の書き込みは決してその場ではしないこと。名刺はその方の顔と言われるくらいですから、覚書に使ったり、落としたりしないように十分注意してくだい。
      ただし、帰ってから日付や紹介者、その他の情報を書き込んでおくのはまったくかまいません。毎日の整理を欠かさないようにしましょう。
    Q5、名刺を切らしてしまった
    パーティで大勢の方と名刺交換をしているうちに、名刺がなくなってしまいました。この場合どうしたらよいでしょうか。
    A:名刺がなくなった時点で名刺の交換をするのを止める。
    B:なくなってしまったことをお詫びながら続ける。
    C:なくなってしまったことを詫びて後日自分の名刺を送付する。
    D白い紙をもらって即席で自分の名刺を作って渡す。
     解答(正解はC)
      名刺は常に多めに持っていないと、いつどんな場面で必要になるか分りませんね。あいにく切らしてしまった時には、相手に詫びて、後日簡単な詫び状を添えて、自分の名刺を郵送するのが望ましい対応です。
    Q6、食事の席での名刺交換
     パーティの食事の席で、名刺交換をすることになりました。すでに自分は着席していたので、そのままテーブルを挟んで座ったまま交換をしました。この応対でよかったのでしょうか?
     A:食事の席なのでOK。
    B:その場で立って交換する。
    C:立ってテーブルの向こう側に回って交換
    D:相手がこちらに来るのを待って交換
    解答(正解はC)
      名刺交換は立って、テーブルなどの物を挟まずに相手と相対するようにして交換するというのが基本です。
      ただし場所の問題や状況によってそれができない場合には「こちらから失礼いたします」と言葉で補ってください。
    Q7、いただいた名刺、名前が読めない
      パーティで人を紹介され、名刺交換をしました。あまりジロジロと名刺を見るのは失礼だと思い、名前がよく読めなかったのですが、そのまま名刺入れにしまいました。A~Dのうちよいと思われるものを選択してください。
     A:これでよい。
    B:読めない字を相手に確認する。
    C:紹介者にそっと名前を確認する。
    D:会社に帰ってから調べる。
     解答(正解はB)
    名刺はお互いを確認するためのものです。ですからジロジロ見てもOK。また相手の名前の読み方が分らない時にはその場で本人に聞いてください。これは相手に関心を持って聞いているわけですから、まったく失礼にはなりません。
    第四課 電話の受け方
    Q1、接客中の電話の取次ぎ
    来客中の上司に外線が入りました。お得意様でお急ぎのようなので、「Δ商事の凸凹様から急用のお電話が入っています」と小声で耳打ちしました。この応対でよいでしょうか。YESNO
    解答(正解はNO)
    どんな場合でも来客中の人に伝言を入れるときには、メモにすること。余計なことを来客に耳に入れる必要はありません。どんなことで関連があるか分らないからです。
    どんなに急いでいても必ずメモにすることが鉄則です。
    Q2、接客中の上司宛の電話
    上司の山田課長宛てにB社の部長から電話が入りました。山田課長はお客様と商談中で席を外...

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