『日野市立図書館の、日本図書館史における意義』(八洲学園大学☆評価:優)[1]

全体公開
ダウンロード pdfダウンロード
ページ数3
閲覧数1,683
ダウンロード数135
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    八洲学園大学司書課程(図書及び図書館史)にて、成績:優を修めた資料です。参考文献等、お役に立てればと思い全体公開させていただきます。尚、有償になりますが、日野市立図書館以降の公共図書館の隆盛とは反対に、現代における公共図書館の衰退の事例として、『大都市公共図書館の盲点と衰退』にて、大阪市立図書館を題材にホームライブラリーの現状と問題点を詳細に論じています。問題点や課題を複数列挙していますので、その中に皆様のホームライブラリーが抱える問題点や課題と共有する部分があるかと思います。

    資料の原本内容( テキストデータ全体をみる )

    はじめに
    『中小都市における公共図書館の運営』(1963)刊行からおよそ50年、現代の公共図書館は財政難
    による「予算の削減」、「委託問題」、さらには「無料貨本屋論」など様々な逆風に吹かれている。しかし
    ながら、これらの予算的困難や本質からずれた批判などの諸問題は、50年前の公共図書館が抱えて
    いた問題と比較すると非常に些細なものであると感じてしまう。というのも、当時の公共図書館には資
    料を購入するための必要最低限な予算もなければ、そもそも公共図書館の機能が「資料の利用・提
    供」であるという認識すら存在しなかったからだ。極端に言うと、現代の我々が常識だと思っている図書
    館サービスは、50年前では非常識だったのである。
    そのような途方もない問題を抱え、閉塞的な公共図書館の現状を打破しようとしたのが『中小都市に
    おける公共図書館の運営』(1963)の刊行であり、この時初めて、公共図書館の本質的機能はそれま
    での「資料の保存」ではなく、「資料の利用・提供」であると宣言されたのである。そしてその理念を具体
    的に体現してみせたのが日野市立図書館であり、たった一台の移動図書館だったのである。日..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。