教師論 2分冊 評価:A

閲覧数1,565
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「要約」

    現代の教育界ではよく、「いじめ」「不登校」「校内暴力」そして「自殺」といった様々な子供たちの問題を耳にするが、まず我々は教育とは一体何なのか、教師が備えねばならない基本的な資質と、教育方法・技術を、もう1度考える必要がある。

     まず、教師が持つべき資質についてである。教師に必須な人間的資質、それは子供を心から愛するという「児童愛」である。老年のペスタロッチーは自身を「白髪の子ども」と自称していたが、教師の人間的資質としてまず求められるのは、無邪気さ・純真さ・人懐っこさ、という子供のような心を持ち続けることである。これは、「心の若さ」とも言えるが、教師たるもの、いつも限りない夢を心に抱きそれを諦めることなく追求していく姿、また人生を懐疑的に見るのではなく、子供のように信じ、無邪気に生きる姿勢が大切である。これを踏まえた上で、教師が児童の成長を促すために、まず把握せねばならないのが、児童一人一人の本質である。子どもは個々の環境や能力などにより、一人一人固有の発達段階を持っており、教師はその個別の言動、行動、態度から彼らの心を直感的に把握する必要があり、そこで読み取った人格や心...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。