(教科)体育 第2分冊

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    我々の身体が形態的に大きくなることを発育または成長といい、運動面で機能的(筋肉や運動能力等)に成熟していくことを発達という。身体が大きく成長していくとともに身体の機能は発達し、また発達に伴って身体は成長するので、これらには密接な関連がある。本レポートでは、それぞれの持つ特徴を述べ、その上で体育の授業において留意すべきことを考えていきたい。

    形態的発育には2つの発育急進期があると言われている。身長について見ていくと、乳幼児期に第1発育急進期があり、学童期前半になると男女ともに比較的順調な安定した発育期になるが、学童期後半は第2発育急進期が開始する。統計によると、女子が男子よりも先にこの時期に突入していく傾向があるのがわかる。男子の学童期における身長の標準偏差は比較的少ないが、女子は10歳頃に偏差が大きくなっている。これは、女子の第2次性徴のあらわれなどによって変動の激しい時期であるからと考えることができる。

    また、形態的発育の指標として、体重も重要である。体重指標を見ることで、児童の発育状態や栄養状態などの綜合的な健康の状態を見ることができる。体重の発育速度については、児童期前半は男...

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