0903現代教職論/日本大学通信教育部(評価S)

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    教職入門/吉田辰雄、大森正

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    1998年(平成10年)、教育職員免許法が大きく改正された。教育職員審議会が前年7月28日に発表した「新たな時代に向けた教員養成の改善方策について」と題する『第一次答申』が改正の出発点となった。中学校教諭の一種免許状を例に、改正の内容を以下に列挙する。

    1.「教職に関する科目」と「教科に関する科目」とのバランスの変更

    従来、教員免許状を取得するために必要とされる単位数は、教職に関する科目19単位、教科に関する科目40単位の合計59単位であったが、改正により、59単位という総単位数は変わらないものの、教職に関する科目の単位数が31単位へと増加している。この単位増には、「教職の意義等に関する科目」と「総合演習」の新設科目も含まれている。一方、教科に関する科目は、従来の40単位から20単位へと半減した。

    2.「教育実習」の単位増

    従来の3単位から5単位へと増加した。5単位のうち1単位が「事前指導」に、残りの4単位が学校実習に配分される。実習については、2単位を2週間の学校実習として実施されてきた経緯から、4単位となった実習は4週間という実施期間となった。

    これらは、近年の「少子化」...

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