財政政策及び金融政策の効果について(IS曲線とLM曲線)(単位取得)(2011年)

閲覧数4,331
ダウンロード数47
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    単位を取得済みの合格レポートです。IS曲線はマクロ財市場が均衡するような国民所得と利子率の関係をグラフ化し、LM曲線は貨幣市場を均衡させるような国民所得と利子率の関係をグラフ化したものである。ともに利子率を縦軸、国民所得を横軸とする。IS曲線とLM曲線の均衡の交点を求め分析するIS-LM分析は、利子率と国民所得の均衡した状態を分析する手法であり、ケインズ理論の内容を図示しようと考案されたものである。IS曲線における投資(I)と貯蓄(S)との均衡(財市場の均衡)と、LM曲線における貨幣需要(L)と貨幣供給(M)との均衡(貨幣市場の均衡)の交点を求め、それらから均衡国民所得と均衡利子率を分析する。IS-LM分析は財政政策や金融政策といった経済政策の判断基準になる手法である。本レポートでは、国民所得と利子率がIS曲線、LM曲線それぞれにおいてどのような関係性を示すのかをまず解説し、財政政策、金融政策が如何にこれらに効果をもたらすかを、問題点も含め纏めていく。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    IS曲線はマクロ財市場が均衡するような国民所得と利子率の関係をグラフ化し、LM
    曲線は貨幣市場を均衡させるような国民所得と利子率の関係をグラフ化したものである。
    ともに利子率を縦軸、国民所得を横軸とする。IS曲線とLM曲線の均衡の交点を求め分
    析するIS-LM分析は、利子率と国民所得の均衡した状態を分析する手法であり、ケイ
    ンズ理論の内容を図示しようと考案されたものである。IS曲線における投資(I)と貯
    蓄(S)との均衡(財市場の均衡)と、LM曲線における貨幣需要(L)と貨幣供給(M)
    との均衡(貨幣市場の均衡)の交点を求め、それらから均衡国民所得と均衡利子率を分析
    する。IS-LM分析は財政政策や金融政策といった経済政策の判断基準になる手法であ
    る。本レポートでは、国民所得と利子率がIS曲線、LM曲線それぞれにおいてどのよう
    な関係性を示すのかをまず解説し、財政政策、金融政策が如何にこれらに効果をもたらす
    かを、問題点も含め纏めていく。

    政治システムと国民所得、利子率

    国民所得は国民の企業に対する生産用役務(労働力)の対価として得た収入であり、G
    NP(粗国民生産物)から間接税や...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。