自主ゼミ民法問題6月15日分

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    資料紹介

    資料の原本内容

    民法第1問

     Bが所有者Aから盗み出したパソコンを、Bは自己の所有物であると偽ってCに10万円で売却し、占有改定の方法で引き渡した後、現実の引渡しを行った。かかる場合、AはCに対しパソコンの返還を請求できるか。
    民法第2問

     不動産会社Aは、甲土地を所有し分譲開発を行っていた。そして平成7年4月30日、XはAより甲土地内に分筆された分譲地(乙土地)を買い受けた(登記済み)。同年5月30日、Xは甲土地内に分筆された公道に出るまでの通路部分(丙土地)も買い受けたが、この登記はAのままであった。Xは買い受け後直ちにみずから通路を舗装し、現在まで丙土地を継続的に利用している。その後、平成17年3月10日、Aは分譲開発に失敗したため、Aの登記のままである丙土地を、事情を知っているYに売却し、登記も移転した。平成17年6月1日現在、XはYに対し丙土地の所有権の取得を対抗できるか。

     またXが丙土地を買い受ける代わりにAX間で通行地役権が設定されたが、登記はなされていなかった場合、XはYに対し丙土地の通行地役権を対抗できるか。

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