落窪物語の再検討

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    『落窪物語の再検討』について
     
    私は、卒業研究において『落窪物語』を研究したいと思い、この『落窪物語の再検討』をはじめとする『落窪物語』を中心とした書物を読みました。『落窪物語』は作者も成立年代も不明とされている物語ですが、一〇〇〇年前後の成立と考えられており、作者については、性的な言葉が多出している点や、漢文の名残が物語中に認められる点などから男性の作であると考えられています。また、物語中に見られるあこきの活躍などからも、作者があこきや帯刀のような階級の人物であるとも考えられ、他にも文芸サロンを成立の場と考えている説もあります。しかし、『源氏物語』において「継母の腹ぎたなき昔物語多かる」と書かれていたり、『住吉物語』が継子いじめ伝承を基に作られていったことなどを考えると、この『落窪物語』の作者も昔から伝わる継子いじめの物語を基本として作られたのではないかと私は考えます。
     ここで取り上げる『落窪物語の再検討』では、四巻から成る『落窪物語』の中から巻一を取り上げ解説しています。巻一では、落窪の姫君に亡き母が後見として残してくれたあこきが夫の帯刀に姫君のことを話し、道頼の乳母の子である..

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