国文学講義Ⅵ (現代) (分冊2)

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    日本大学通信教育部合格レポートです。
    大変読みやすく、よくまとまったレポートです。とお褒めをいただきました。

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    国文学講義Ⅵ(現代)
    0 3 3 9 分冊2
     昭和二〇年八月一五日正午、ラジオから玉音放送が流れ、多くの国民は敗戦を知った。満州事変以後一五年にわたる戦争と抑圧から解放された事の喜びが大きかったのも事実で、衣食住の極端に不自由であったこの時代ほど人々が自由を謳歌し、争って知識を求めた時代はない。この様な戦後という昭和二〇年代の文学状況はどの様であったのだろうか。
    戦後の文壇でいち早く活躍の目立ったのが、
    戦争中リベラルな立場を崩さずにすんだ大老
    家達であった。まず創刊されたのは総合雑誌「新生」(昭二〇・一一)で、後に「新潮」、「文芸」、「改造」等も創復刊され、永井荷風の「踊子」、正宗白鳥の「戦災者の悲しみ」等の作品がその創作欄を飾った。更に既成作家が次々と名作を発表し、中でも戦争中に書き始め、戦後に完成した谷崎純一郎の「細雪」(昭二三)は戦後の代表作といえる。
    続いて目立ったのは当時「新戯作派」とい
    われ、後に「無頼派」と呼称された一群の作
    歌達である。坂口安吾・太宰治・織田作之助・石川淳らいわゆる「昭和一〇年代作家」と呼ばれる人々であるが、近代の既成文学全般への批判に基づき、同傾向..

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