「エホバの証人」信者輸血拒否訴訟事件

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    資料紹介

    大学のゼミレポートで作成・提出したものです。

    有名な判例ですので、同じようなレポートを書いている方も
    いらっしゃるのではないでしょうか?

    是非、参考にしてみて下さい。

    宜しくお願い致します。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「エホバの証人」信者輸血拒否訴訟事件
    最高裁平成12年2月29日第三小法廷判決
    事実の概要
    X1はエホバの証人で、輸血は神によって禁じられている、という教義を信仰していた。平成四年七月某病院で、X1は悪性の肝臓血管腫の診断を受け、輸血なしでは手術が出来ない旨の説明を受けた。そこでX1は同年八月、Y1(国)が設置する東京大学医科学研究所付属病院に無輸血手術を希望し転院した。X1は当該病院の医師Y2に対し、輸血以外に救命手段がない事態になっても輸血しないという絶対的無輸血での手術を求め、また輸血をしないことから生じるいかなる結果についても責任を問わない旨の免責証書を提出していた。一方でY2ら治療に当たった医師は、手術にあたり可能な限り輸血は行わないが、輸血以外に救命手段がない事態になった場合には輸血をするという相対的無輸血の治療方針を採っていた。しかし、この治療方法をX1には説明することなく手術を行い、手術中に救命上の必要性から輸血を実施し、手術自体は成功した。手術後、Y2らは、X1に対し、輸血の事実を直ちに告げなかったが、同年十月ころ週刊誌の記者が本件輸血の事実を知って医科研に取材を申し...

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