日大通信 0074 保健体育講義Ⅰ 分冊 物理的環境, 科学的環境

閲覧数3,338
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    参考文献あり。
    我々を取り巻く環境のうち「物理的環境」と科学的環境」とは何かについてまず説明しなさい。
    講評「具体例がわかりやすくて良いです」
    ※丸写しではなく、まとめ方の例としてご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    我々を取り巻く環境について述べる。
     物理的環境とは、気候要素、低温環境と高温環境・その他によって受ける影響の事である。
    気候要素には、気温・気湿・気流・気圧・輻射熱・降水量があり、これらが複合して環境に影響を及ぼす。日照と降水量は、農作物の収量を左右するため、我々の食生活や物価に大きな影響を与える。
    低温環境下では、血流量が減り、皮膚温が低下し、限度を超えると死に至る。また、寒冷気候では、食料不足による社会不安も大きく、戦争も頻発した。1993年には記録的冷夏により、国産米が不足して消費者や問屋が混乱に陥った。政府が外国から緊急輸入を行った為、国際的な価格高騰を招き、その後の恒久的な米の輸入自由化など、経済や政治にも影響を与えたのである。
    高温環境下では、脳や内臓を守る為に発汗によって体温を下げるが、限度を超えて発汗しなくなると、脱水状態になり、進行すると熱射病になる。家庭と企業の空調室外機の熱風は、路上や屋上へ排出され、特に機械冷房は、1906年に発明されてから100年間に急速に発達して広まり、現代人は室内と室外で寒暖差の激しい、人工的な環境での生活を強いられ、本来、人間自身が持っ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。