日大「人文地理学概論」(分冊2)我が国のニュータウン・・・合格原稿 科目コード975

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    資料紹介

    日大通信学部、人文地理学分冊2「我が国の都市開発は、この方面の先進国である英国に学ぶことが多い、つまりニュータウン政策も、その基本は英国にあった・・・・・
    合格原稿です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    我が国で最初に建設された千里ニュータウンについて次のように述べる。まず、ニュータウン構想が発生した経緯であるが、発祥の地はイギリスである。18世紀後半から産業革命が起こり、都市へ大量の労働力の需要が生じ、地方の農村から工業都市への労働人口の流入が激しくなった。その結果、労働者の暮らす工場周辺の住宅街では大気汚染・コレラなどの伝染病が蔓延するなど都市の住宅環境は悪化した。問題を解決するため、エベネザー・ハワードは都市と農村のそれぞれの長所を結合し、欠点を排除した田園都市構想を提唱した。ロンドンの都市圏は中心部から直線距離で30km前後の地域に同心円状にグリーンベルトを設けた。このグリーンベルトは市街化調整区域と同じ意味を持ち、都市的施設が建設できない地域であり、農地、牧草地、草地になっているが都市部とは相互依存になっている。日本のニュータウンもイギリスの田園都市やニュータウンを参考に計画し建設された。日本国内では1955年以降、急激な経済成長期を迎え、人口の都市集中はますます激しくなり、大都市における住宅需要の増加は顕著であった。大阪府においても、1962年に、大阪地方計画第一次報告が出...

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