全人教育研究Ⅱ「全人教育の方法としての労作教育の意義」【玉川大学】

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    資料紹介

    ※玉川大学通信教育部「全人教育研究2」平成22年度課題<評価>A(合格)
    <批評>
    あなたは主要な問題についてはとりあげておられます。
    反対の合一という原理から発生する諸事情をキチンととらえ、
    具体的な問題まで説明してあることは良いといえます。
    宗教との関係についてもしっかりと述べてあります。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    このレポートでは全人教育の方法としての労作教育の意義について述べる。まず、労作教育とは何かを簡単に理解するために、労作教育を概観する。そして、労作教育の軸となる、全人教育の根本的原理である反対の合一と宗教的な観点について説明することで、労作教育を根本的に理解する。次に、労作教育の具体的な内容を示し、以上をもって労作教育の意義を明らかにしたい。
    まず、労作教育とはなにかを簡単に理解するために、労作教育を概観する。労作教育を簡単に言えば、実際にやってみる教育方法である。教科書をなぞるよりも、手や体を動かし身を持って体験・体感することの方が、気づくことや学ぶことが多い。「百聞は一見に如かず」だけれども、「百見も一行に如かず」である。労作教育は相反することを調和させていくという反対の合一という観点から、自分が行っている事の反対の事を体験することによって、他者のことを思いやる気持ちや感謝する気持ちを育てようとする教育方法である。
    労作教育の具体的な内容の前に、軸となる全人教育の根本的原理である、反対の合一について説明する。労作教育は全人教育の方法のひとつであるから、もちろん、全人教育の根本原理で...

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