我が国では自殺者が年々増加しており、自殺対策基本法が制定されるなど、自殺者を減らすことが課題である。自殺を予防するにはどうすればよいか意見を書いてください。

閲覧数3,735
ダウンロード数65
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A判定、80/100点いただきました。

    自殺予防に関する私見を述べています。
    デュルケームの自殺論で語られたアノミーの概念を用い、自殺
    対策として、共同体の復活を述べる視点で書きました。

    レポート添削指導者からは、さらにそのためにSWは何ができる
    かについて考察すれば、良かったとコメントいただきました。
    参考にしてレポートを書かれる場合、この点にも言及したらいかが
    でしょうか。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本では自殺者が年々増加してきており、20 06年には自殺対策基本法が制定されるなど、自殺者を減らすことが課題となっている。これらの自殺を予防するにはどうすればよいかあなたの意見を書いて下さい。



    日本では自殺者が年々増加しており、自殺者を減らす事が社会的な課題となっている。政府も20 06年に自殺対策基本法を制定、20 07年には自殺総合対策大綱を発表している。自殺増加について、私は、共同体の崩壊により、個人がアノミー化(砂粒化)した事が原因であり、その予防としては、共同体の復活が必要不可欠と考えている。これらの私見について述べて行きたい。

     まず、我が国の自殺に関するデータについて説明したい。我が国においては、平成10年に自殺者が80 00余り急増し、平成21年には32 84 5人となり12年連続3万人を超えた。自殺は、15~39歳における死亡原因の1位を占め、特に20~24歳では死亡原因の50%超、25~34歳では40%超である。この自殺率は諸外国と比較しても、極めて高い数字である。20 00年以降のデータがある諸外国と比較して、我が国の自殺率は24 .4%と第6位であ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。