一寸法師、桃太郎歴史、意義、メッセージ

閲覧数2,888
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    保育科文学の合格済みレポートです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『昔々あるところに、お爺さんとお婆さんがいました….』と言うフレーズは、おそらく幼少時代に、誰もが聞いたことのある典型的な日本の昔話の冒頭文である。日本のお伽話のほとんどは、こういうフレーズで始まる。日本には、古くから語り継がれてきた、様々なお伽話があるが、時代や地域によって、あらすじや内容が、異なっている物語も多く見られる。では、お伽話はどのように変化をしてきたのか、歴史、そしてそれらが、子どもたちへ伝えたいメッセージは、何なのであろうかということを、日本人に広く知られている、「桃太郎」と「一寸法師」をとりあげて、検証していこうと思う。

     まず、子どもに人気の高い「桃太郎」についてだが、発生は室町時代であり、その話しの原形は、「川から流れてきた桃を、拾って食べたお爺さんとお婆さんが若返って、桃太郎が誕生した。」と言われている。そして現在一般化している「桃太郎」は、誰もが知っている通り、桃から生まれた桃太郎と語られている。ではなぜ、梨や栗ではなく、桃なのだろうか。

    中国の伝説では、桃は不老長寿の仙果とされている。日本でも「古事記」には、桃の実には精力があると記されている。このように...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。