佛教大学 道徳教育の研究 【2011年度 A評価リポート】設題:道徳教育の意義について述べよ。

閲覧数3,797
ダウンロード数34
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「テキストを深く読み、よくまとめられたリポートである」という評価を頂きました。論題が抽象的で、まとめるのに困っておられる方は参考にして頂けたら幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の意義について述べよ。
    道徳とはいったい何であるのだろうか。一般に、個人の内面に働き人々に善悪を判断する規範で法的拘束力を持たないものであると定義されている。だが一方で、社会秩序の維持のために社会から強制を受けるものであると考える見方もある。つまり、道徳は二面性を持っており、一概に理解することは難しいのである。それでは、道徳教育は本当に人間にとって必要な教育なのであろうか。

    まず、道徳教育とは何かについて見てみる。道徳教育とは、一定の社会において、それぞれの支配的価値観にもとづいて、意識の形態を形成し、行動の様式や性格を育てることを目指しておこなわれる道徳である、と考えられている。このような道徳教育であるが、平塚益徳によると、人間は全て無律の状態で生まれ、他律を通じて自律の段階へと移行すると主張し、道徳教育の有用性について述べている。また、道徳教育は教育の中核をなすものであると考えていることから、その教育は学校だけではなく家庭や、社会の場で総合的に行われるべきだとも述べている。このような考え方は、教育基本法第一条及び第二条の精神にも現れていることから、全ての人間にとって必要な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。