ボランティア活動の自発性とボランティア活動を推進するNPOの関係について述べよ。

閲覧数2,026
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    判定A

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    8
    ボランティア活動の自発性とボランティア活動を推進するNPOの関係について述べよ。
    1.ボランティア活動の沿革と動向

    地域福祉におけるボランティア活動の始まりは、貧困問題に挑戦する人々によって始められた。その一つが1869年、ロンドンにおいて始まったCOS運動であり、もう一つは、同じロンドンで間もなく起こったセツルメント運動であった。後者の運動に参加したセツラーたちは、今日的ボランティア活動の本質に迫るもので、地域福祉におけるボランティア活動の先駆であったといえる。

     戦前の日本のボランティア活動は、農業社会の特徴である地縁による助け合い活動の色彩を帯びており、新しい理念のボランティア活動は欧米に起源をもつものがほとんどであり戦後、新しい憲法で「福祉を追求する権利をすべての国民が有し…」とうたわれ、社会活動の自由が保障されるようになった。ボランティア活動発揚の基盤が生まれたのである。

     1945年から1961年までは戦後の復興に明け暮れ、全国各地にボランティア活動の萌芽が始まった時代でもある。その中で全国に普及したボランタリーな運動や関連制度として、共同募金運動、民生委員制度、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。