児童理解と教育相談 第1分冊

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    資料紹介

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    我々は成長の過程で様々な心理的発達の課題を体験し、獲得していく。エリクソンの心理社会的発達論によれば児童期は、やればできるということを体験し、頑張ることを覚える時期で、これに失敗すると何をやってもダメだと劣等感を感じるようになることから、この時期の心理的発達課題は「勤勉性対劣等感」であるとされている。

    このような心理的発達課題をもつ児童期の子どもたちに対し、親や教員はどのような働きかけをしていけばよいだろうか。実際、放任的では子どもの社会的規範が育たないし、厳格すぎても反抗的になる。過保護では自律心が育たず、冷酷であったり、ネグレクトがあったりすれば情緒性が育たないなど、子育ての態度が子どもに与える影響はとても大きい。児童期には親との、または教員との、適切なコミュニケーション関係が築かれていくことが大切なのである。

    コミュニケーションをとる際に最も大切なことの一つに、「子どもの視点に立ってみること、子どもに考えさせること」が挙げられる。子どもに話を聴く前から、親や教員が自分の考えを押し付けてしまったり、返事を決めつけてしまうことがよくあるが、まずは子どもの話にきちんと耳を傾けること...

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