胎児期・乳幼児期から老年期に至るまでのライフステージのどれかを選んで発達的な特徴をまとめ、その段階に起こりがちな危機を1つ挙げてその対応について考察しなさい。 : テキストデータ

「胎児期・乳幼児期から老年期に至るまでのライフステージのどれかを選んで発達的な特徴をまとめ、その段階に起こりがちな危機を1つ挙げてその対応について考察しなさい。」
 エリクソンの発達心理学では、人間は生まれてから死ぬまで生涯に渡って発達するとしている。ライフステージを8つの段階に分けてそれぞれの段階で獲得すべき課題を設定しており、肯定的側面と否定的側面を対にして設定している。ある部分で肯定的側面を獲得できなかった場合には、後で獲得しなおすことができるとしている。否定的な部分を抱えながらも成長していくことが重要である。
子どもは乳幼児期から青年期にかけて、身体が大きくなり、様々なことができるようになる。だが、発達とは今までできていたことができなくなるといった、成人期から老年期にかけ のように考えているか」など他者の視点に立って物事を考える力なども発達する。二つ目は、自分の認知・思考についての理解である。自身の認知や思考に関する知識をもち、それらを意図的に調整し、コントロールする能力が発達する。この能力は、有効な学習の仕方を自身で計画し実行したり、自分の学習の程度を評価するといった主体的な学習活動を支える能力である。三つ目は自己理解の深まりと自己評価の変化である。児童期には、認知発達に伴い、他者の視点に立って自身を眺め、より客観的に自分を理解できるようになる。さらに、他者との比較や属する集団の基準に照らし合わせて自己を理解するようになる。また、自身の特徴を述べる際、身体的特徴よりも多く自身の行動や人格特性について述べるようになるのが特徴だ。
 児童期におけ る社会・対人面の発達の特徴としては、対人関係の拡大・仲間関係の影響がある。児童期では対人関係が拡大し、一日の多くの時間をともに過ごす仲間との関係がより重要となる。仲間との関係や仲間集団内での関心やきまりなどを基準として自身の行動や態度を決めていくようになる。また、仲間との関わりを通して自己理解を深め、他者との関わり方や集団での振る舞い方を学んでいく。良好な仲間関係は子どもの生活をより豊かなものにするが、仲間との関係がストレスになり、深刻になると心理的問題を引き起こすこともある。他にも仲間への同調が、いじめなどの反社会的行動のきっかけになる場合もあり、児童期において仲間関係は良い意味でも悪い意味でも非常に重要であるといえる。
 エリクソンは、人格発達の過程の中で児童期に直面する