経済学説史分冊1 日大通信

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    D.リカードの「価値論」と「分配論」について

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     リカードは、アダム・スミスから価値の理論を受け継ぎ、それを徹底していった。そして、リカードの研究において、重きを置かれていたのは分配論である。この二つの理論について、述べていきたい。
     リカードの価値論というのは、スミスから受け継いだもので、価値には、2つの異なる意味があるとした。ある特定の物の効用を表す使用価値と、この物の所有がもたらす他の財貨の購買力を表す交換価値(他物購買力)と区別した。また、それら2つの関係性において、最大の使用価値をもつ物が、交換価値を持たないことがあり、一方、最大の交換価値をもつ物が、使用価値を全く持たない場合があるとした。例えて言うならば、前者は水や空気であり、後者は金などである。したがって、効用は交換価値があるための必要条件ではあるが、交換価値の尺度ではないということである。
     そして、交換価値の源泉は稀少性と、その獲得に要する労働量の2つある。稀少性のある商品とは、珍しい芸術品・特別の土地からとれた葡萄で作られた葡萄酒などのことである。これらの価値は、作るために投じられた労働量には関係なく、それを所有したいと思っている人々の、富と嗜好に依存する。これ..

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