相談援助演習⑤

閲覧数4,613
ダウンロード数58
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    社会資源とは何か、またどう活用すれば良いかについて述べています。ソーシャルワーカーにとって、地域社会資源の活用や開発の意義や必要性、留意点についてまとめています。(A判定1956字)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会資源とは、生活環境に実在し、目標を達成するために活用できる制度的、物的、人的の各要素及び情報を指す。援助に活用できる「ひと・もの・かね」を含むあらゆるものである。「社会資源」ばかりが資源ではなく、利用者の内面にある問題解決の力、援助への動機づけでも資源である。援助者は社会資源を動員しながら、利用者が依存し自らの能力を低下させるのではなく、利用者の能力といった内的資源を刺激し活用することで利用者の「自律性」を高めることを目指す。
    まず、社会資源の分類として、フォーマル、インフォーマルな資源に分類できる。フォーマルな資源の特徴は、サービスの提供者は提供機関の職員であり、専門性は一般的に高く、またサービスの安定性も高い反面、時間や内容の随時変更などのクライエントの要望に対しては対応しにくい等、融通性は低い。一方、インフォーマルな資源の特徴は、フォーマルな資源に比べて専門性は低く、長期にわたる支援では安定性に欠けるが、クライエントとの関係性は親密であり、融通性が高い。
    次に内的資源とは、クライエントが「本来、内的に備えている適応能力、解決能力」「人が環境に働きかけてそれを変化させる能力。コ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。