佛教大学 教育原論 レポート 第1設題

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    「ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ」
    ペスタロッチーはスイスの教育家で、農業経営、貧民学校の試行錯誤を経て、家庭の再生と子どもの知性・道徳・技術を育てる教育思想に至った。この立場に立った教育実践のなかで、知識の基本的要素の分析と構成の理論(「直感のABC」)や直観重視の教授法を打ちたて、これらは初等教育理論に大きな影響を与えた。
     ペスタロッチーの教育の原理として、まず「有機的・発生的教育方法」と「直観の原理」の2つが上げられる。
     一つ目の有機的・発生的教育方法とは、子どもの内的素質を重視し、また自発的な成長を促す教育法方といえるであろう。ペスタロッチーもルソーと同様に、子どもには将来発展する素質が備わっており、この素質が子どもの内から発展するように助成するのが教育と考えている。教育者は子どもの内的本性が自ら実現していくのを援助することに専念しなくてはならない。逆に子どもの内的本性に備わっていないものを、外部から注入することは教育にふさわしくないのである。
    すなわち、子どもの本性は白紙ではなく、既に将来成長する能力を内的に有しているのである。この能力を自然に即...

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