道徳教育の研究(中) Z1115

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    資料紹介

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     道徳教育の意義について述べよ。
     道徳教育のねらいとして「自分を高めること」「他人を思いやること」「規律を守ること」の3つの課題が強調されている。しかし、現在の教育の現場において社会問題となっているいじめを受けた生徒の自殺が後を絶たないのが現状である。自殺した生徒は、今後の自分の生きがいを見つけていく喜びなどを経験しないで命を失くしてしまう。「相手を傷つけることの軽視」「他人を思いやる」「理性の欠如」などが引き起こす事実を受け止めなければならない。親の愛情を十分に受けていなかったり、基本的な躾がされておらず柔軟性や寛容さに欠けていたり、また、勉強や生活観の固執化から、余裕のない人間になる実態も明らかである。いじめの増加やいじめの加速化の背景には、先ほど述べたような家庭においての不安定な生活から、集団生活での規則に反発して、教師やクラスメートとの交流能力を身につけることができず、弱者へのいじめに向かっていってしまう傾向があるように思う。
     さて、現代の日本においては、いろいろな種類の差別や非難をする対象の事例がある。ニートや就職をする際の既卒差別など、自分を高めることが学歴であったり、...

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