Z1104教育社会学1

閲覧数1,060
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信課程の合格済みレポートです。あくまでも学習の参考としてお使いください。各科目B判定以上です。テキストを中心にまとめています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて、学力の視点から述べてください。
     学歴社会とは、社会における社会的・職業的地位などの限られた資源配分の基準として学歴が重きを占める社会を意味する言葉である。また、学歴社会とよく混同される言葉に、高学歴社会がある。これは単に高学歴者の多い社会を意味する言葉であり、具体的には高校卒業後の高等教育機関への進学率が50%を越える社会のことをいうとされている。つまり、学歴社会と高学歴社会とでは、その意味するところがまったく異なるのである。
     学歴社会に対しては、古くから様々な批判がなされてきた。就職・昇進や結婚と関係した大学格差や、学歴による差別に対する批判、入学試験に対する批判などがその例である。しかし、客観的に学歴社会をみてみると、こういった社会になっていく、それなりの必然性が理解できる。
     日本が学歴を重んじる社会になったのは明治以後であった。江戸時代までの日本社会は、士農工商にもとづく階級社会であり、それは本人の能力にかかわらず、生まれた家柄や出身階級によって、その仕事や階級が決定され、上に行くこと...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。