Q0707経済学概論第1設題

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    資料紹介

    佛教大学通信課程の合格済みレポートです。あくまでも学習の参考としてお使いください。各科目B判定以上です。テキストを中心にまとめています。

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     日本において、1990年代に至ってあらわになった「景気の自律的拡張のメカニズム」と「信頼の構造」とが壊されたという事態について、1)その実態を具体的に明らかにし、2)それをもたらした「源流」としての「構造改革」の思想・核心的内容を説明せよ。
     戦後の景気循環は「何によって拡張期が終了したか」によって4つの時代区分ができる。
    第一は1960年代までの景気循環、第二は1970年代から80年代半ばに至る景気循環、第三は1980年代半ばから90年代半ばにかけての景気循環である。そして、第四は1997年以降の景気循環であるが、これは前の三つの区分とは異質なのである。前三つの時代区分における景気循環は、市場の力、外部(海外)からの力、そしてそれらに対応した政策の力によって引き起こされている。しかし、1997年からの景気後退は市場の力や外部の力にその原因があるわけではなく、政策の力に不況を招いた要因があるのである。
    1960年代までの景気後退やバブル景気に終止符を打った1991年に始まる景気後退も、政策不況であったが、これらは「意図された」ものであった。しかし、1997年からの不況は景気の拡張に歯...

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