社会的養護「児童養護の意義と基本原理について述べよ」

閲覧数5,951
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    社会的養護。保育実習の必修科目です。B判定でした。先生からのコメントには「施設養護の意義、日本国憲法と児童の権利、施設養護の原理原則、職員の役割などについてはよく学んでいますが、具体的なサービスについても理解を深めてほしかったです」とありました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「児童養護の意義と基本原理について述べよ。」
    我が国では日本国憲法において子どもや高齢者、障害者など例外なく「すべての国民」の「基本的人権」が保障されている。また、児童の養護とは広義には、日本の次代を担う児童の健全な発達を大人が社会的責任として援助し働きかけるという意味を持つ。そしてそれは本来すべての児童が健全な家庭において保障されるべきものである。しかし近年、児童虐待などのさまざまな理由により、養護はおろか基本的人権までもが脅かされている児童が増えているというのが現状である。このように虐待などの理由により家庭が児童の養育機能を果たせなくなった場合、国や地方自治体、国民が家庭に代わって養育する責任を負うということが社会の義務になっており、これを「社会的養護」という。ここでは、主に施設養護についての意義や基本原理について述べることとする。

    「施設養護」としては、乳児院、児童養護施設、児童自立支援施設、障害児施設などがある。これらの施設は、保護者のいない子どもや、何らかの事情で保護者や家族と一緒に暮らすことができない子どもを養護する施設である。わが国では、乳児院や児童養護施設などの施設養...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。