通信教育、レポート評価A(A~D判定中)のものです。
参考文献は中央法規2009などです。
文字数1595字程度です。
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バイスティックの原則としては、自己決定、個別性の尊重、非審判的態度、共感的理解、誠実な態度、秘密保持、真実性をあげることができる。個別性の尊重、誠実な態度、真実性がカウンセリングにおけるコミュニケーションの基本姿勢や技術であり、クライエント個人との関係を形成するうえで重要である。これらの原則を遵守することは、クライエントの尊厳を保持するうえでとても重要である。しかし、守るという姿勢だけではなく、援助関係に反映されることにその意義や効果がある。クライエントからの協働的な反応に応じて、ワーカーがクライエントとの相互作用のなかでこれらの原則を展開することで、その値打ちを出すと考えられる。
ワーカーがクライエントと援助関係を結ぶとき、クライエントの個別性を尊重することや非審判的態度をとること、また共感的理解を行うことは、ワーカーの姿勢としての原則である。クライエントが自分の抱えている問題がほかの人たちのものとは全く異なり、自分の痛みや苦しみを理解してもらいたいと思うとき、ワーカーが自己の価値観を押し付けることなく「あなたの問題はほかの人が直面しているようなものではなく、あなたがその問題の一番...