社会調査の基礎

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    資料紹介

    通信教育、レポート評価A(A~D判定中)のものです。
    参考文献は中央法規2009などです。
    文字数1562字程度です。
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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    研究倫理とは、研究の質を確保し、同時に研究対象者となる人々のプライバシーや個人情報を擁護し、またそのことによって研究者自身の立場も守ることができる研究において従うべきモラルである。研究倫理はデータの扱いや先行研究の明示(引用)、あるいは盗用・剽窃といった不正行為など、研究そのものへの倫理的態度を含むものである。研究や調査は、たとえ大学生によるものであっても、公的な行為であるため、研究者には倫理上の義務が伴う。遵守事項は生命や財産に関係するような研究と同じである必要はないが、おおむね次のことは求められる。すなわち、第一に研究趣旨の説明をわかりやすくすることである。学術的見解を不必要にこまかく説明する必要はないにしても、研究の社会的目的をできるだけ具体的にかく必要がある。第二に、調査データの用途を明示することである。論文や著書に使う場合には、予定しているプライバシー保護の方針を含めて、その旨を明記せねばならない。

    以上のような、倫理的配慮は、学会や所属する研究機関の倫理委員会による承認を受けておくべきである。学生や実践者は、倫理委員会がない場合、指導教員や上司の許可を受けておくべきである...

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