ミクロ経済学

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    資料紹介

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    資料の原本内容

    ミクロ経済学 レポート
    ①無差別曲線を用いて、右下がりの需要曲線を導き出す。
    上にパパイヤとココナッツの消費を考えた無差別曲線を定義する。
    消費者がパパイヤとココナッツを消費するための予算が2000円だとし、パパイヤの単価が400円で、それに予算の全てを費やすと5個の消費が可能である。これをG点で示す。
    一方、ココナッツの単価が250円であると8個の消費が可能である。これをH点で示す。
    予算制約線はGHとなる。
    このときの接点Aは、与えられた予算のもとで最大の効用を与える均衡点となる。
    パパイヤの単価が変わらないまま、ココナッツの単価が半減したとすると、消費できるココナッツは16個となるので、予算制約線はGIに移動する。
    更にココナッツの単価が100円になったとき、消費できるココナッツは20個となるので、消費者にとっての均衡点はC点となる。
    このような場合の価格と需要量の組み合わせの推移を示したものがココナッツの需要曲線となる。
    ②なぜ、限界費用曲線が供給曲線となるのか
    限界費用は、企業が商品の生産を増やしていくときに商品1単位を追加生産するのに必要な追加費用である。
    供給曲線は、他の条件は一定と仮定するとき、種々の価格で生産者が一定期間に生産したいと思い、かつ、実際に販売することのできる財貨・サービスの量を示す曲線、すなわち他の条件は一定と仮定するときの種々の価格での供給量を示す曲線である。
    生産者が供給量を増やそうとするために生産を拡大するとき、製品を生産する工場における生産設備が既に与えられているとすると、生産を拡大するために必要なのは現在ある設備の稼働率をあげ、それに伴い原材料と労働の投入を多くすることである。しかし、現在の設備の稼働率が適正にあると考えると、稼働率を高めることによって設備の故障(稼働率の低下)も多くなり、生産量全体は多くなるが、無駄となる原材料や燃料が多くなる。また、多数の企業が同時に生産を拡大する場合には、原材料の供給価格も購入量が増えるにしたがって高くなることも考えられる。
    また、労働の投入を多くすることで、通常の労働時間以上の勤務を必要とし、日本の労働慣行によれば、通常の労働時間以上の超過勤務の場合には、超過勤務手当てという平常の勤務時間より高い賃金が払われる。したがって、生産者が生産を拡大し、供給量を増やすことは供給曲線は右上がりとすることであるが、追加的に生産するのに必要な費用である限界費用も高くなり、限界費用曲線も右上がりとなることから、限界費用曲線と供給曲線は同じものとなることがいえる。
    また、企業は商品の価格が、限界費用と等しくなる点で生産量を決定するため、限界費用曲線と供給曲線が同じになると考えられる。
    パパイヤ
    ココナッツ

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