R0518 漢文講読 第1設題(合格済み)

閲覧数2,571
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    この科目の先生は非常に厳しいので、ホームページからのコピペや参考文献に乏しいレポートは、ほぼ不合格、というか採点に値しないという形で再提出になります。

    設問:王維の作品を読み、作品中の気になった語句や表現を1つ取り上げ、それが王維にとってどのような意味を持つのか、資料などを挙げながら自分の考えを述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    王維の作品を読み、作品中の気になった語句や表現を1つ取り上げ、それが王維にとってどのような意味を持つのか、資料などを挙げながら自分の考えを述べよ。
    私が王維の作品の中で気になったものは、「終南山」という詩である。王維の他の作品を見ても、終南山が出てくる詩は少なくないが、「終南山」は、終南山自体をメインテーマにしてうたった詩であるからだ。この詩の中で、終南山はどのように捉えられているのか、また、王維にとって終南山はどのような存在であったのかについて、考えていきたい。
    その前に、終南山とは何だというところから、簡単に見てみよう。終南山とは、中国、陝西省の南部にある、秦嶺山脈中部に位置する山々のことである。つまり、特定のひとつの山のことを指しているのではなく、山脈の一部を指してそう呼んでいる。
    では、まず王維の他の詩中での終南山の扱いについて見てみる。まず、「自大散已往深林密竹蹬道盤曲四五十里至黄牛嶺見黄花川」の中では、終南山がどのように扱われているか見てみよう。詩の全文は以下の通りである。「危逕幾万転 数里将三休 廻環見徒侶 隠暎隔林丘 颯颯松上雨 潺潺石中流 静言深渓裏 長嘯高山頭 望見...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。