中国の古典<史記・孟子>

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数9
閲覧数658
ダウンロード数3
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    合格論文ですが自己責任で参考程度にご覧下さい。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (参考文献)
    学術図書出版社「中国思想文選」
    ダイヤモンド社「史記」
    角川書店「鑑賞 中国の古典 第七巻」
    明治書院「新釈漢文大系 史記八」
    岩波書店「老子」
    第一章 孟子の考える天と人
     課題1で学んだように、孟子は民衆を貴い存在であると主張している。これは「人」に対する孟子の姿勢として特筆すべきことである。土地の神、穀物の神よりも上位に「民」を置き、最下に君主が置かれるべきという主張は、非常に特徴的である。
     ここで注意しなければならないのは、だからといって孟子は、君主を軽視してはいないことである。怠慢な君主は変え置かれるべきと述べているが、逆の言い方をすれば、君主という存在は不可欠だということである。優れた君主がいて、民に喜ばれている状況を理想としているだけであり、民と君主を対立関係に置いているわけではない。孟子は、君主に良き施政を期待するだけでなく、民が衆愚に堕することを戒めていると考えられる。
     神が民より下位に置かれていることについても、同様のことが言える。「然るに早乾水溢あれば(注1)」という表現に注目すると、民の側も責を果たさなければならないという注意が促されていること..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。