算数 設題1 近大姫路大学

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    資料紹介

    平成26年度近大姫路大学通信教育課程「算数」合格済みレポートです。レポート作成の参考としてお使い下さい。

    設題:割合の学習において考えられる児童のつまずきを考察し、割合概念の獲得においてどのような指導をすることが有効であるかを述べてください。

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    ◆総評◆
    設題の理解 ― 1:よく理解できています
    文章の表現 ― 1:良く表現されています
    参考図書 ― 2:利用した足跡が見られます
    内容 ― 2:もう少し自分の意見(考え方)を述べるよう努力すること

    ◆所見◆
    第1用法における基準量と比較量の同定の難しさに着目し、その指導法を考察した点が評価できます。また、倍概念の獲得に結びつけて考え、系統性に着目した記述がされている点も良かったと思います。
    指導法については、文章理解と演算選択の両方から考える必要があります。その部分について、テープ図を用いて基準量と比較量の関係を明確にする点は述べておられますが、演算選択に繋がる図2・3の関係図の説明がありません。また、図4・5はあくまで暗記のための手法です。指導については理解を促す工夫が必要です。
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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題1:割合の学習において考えられる児童のつまずきを考察し、割合概念の獲得においてどのような指導をすることが有効であるかを述べてください。
    割合の指導は、算数の中で最も概念獲得が難しい内容であるといわれている。その理由の一つとして、問題場面で「基準量」や「比較量」を捉えることが困難であることが挙げられる。基準量や比較量は問題によって変化する。例えば「A君の身長は、B君の身長の何倍でしょう。」と「B君の身長は、C君の身長の何倍でしょう。」という2つの場面があったとき、B君の身長は前者においては基準量となり、後者においては比較量となる。また、子どもにとって、割合の問題は日本語の使い方が難しい。なぜ...

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