日大通信 哲学概論Ⅰ 合格

閲覧数1,777
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    哲学概論Ⅰ
    近代哲学に現われる「人間中心主義」について説明しなさい。
    ポイント

    近代哲学は、ルネサンスを転機として、神中心から人間中心へと、信仰から知識(科学)展開することになる。

    近代哲学においては、人間の自由が尊重されて、人間の理性能力や経験を頼りとして知識が探究されることになる。
    キーワード

    ルネサンス、主観主義、デカルト、カント、ベーコン
    参考文献

    「哲学・思想辞典」 岩波書店

    「哲学辞典」 平凡社
    近代哲学に現われる「人間中心主義」を説明するには、中世の人々が抱いていた思想や価値観と比較する必要がある。そこで、まず初めに、中世の人々が抱いていた思想や価値観について説明する。

     中世の人々が抱いていた思想や価値観の柱は神であり、それは日常と切り離せないものであった。西欧中世の教会・修道院の学校(スコラ)の学者・教師たちによって担われた学問である「スコラ学」では、以下のような二つの考え方があった。一つ目は、万物には魂が内在しており、それが物質を動かす原動力になっているというものである。この魂は、精神から天使を経て、最後には神に至ると考えられていた。二つ目は、神によって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。