国文学講義Ⅰ(上代) 分冊2 2014 合格レポート

閲覧数2,001
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題 上代説話の六つの類型説話と農耕説話から一つ取り上げて、それぞれの特徴について説明しなさい。その時には「古事記・日本書紀・風土記」などを参考にして、それぞれの説話に一例ずつ具体的に示すこと。
    合格レポートです。
    参考程度にご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国文学講義Ⅰ(上代) 分冊2 平成25・26年報告課題
    <上代説話の六つの類型説話と農耕説話から一つ取り上げて、それぞれの特徴について説明しなさい。その時には「古事記・日本書紀・風土記」などを参考にして、それぞれの説話に一例ずつ具体的に示すこと。>
     説話という語は、狭義にいう場合には神話、伝説と並称されて、それらと並立する概念として使用されている。広義にいう場合には、神話、伝説をも含めて総括的意味に使用される。では、はじめに複数ある上代説話の中から、知名説話の特徴について説明する。
     知名説話とは、事物の起源を説明した伝承説話の一つであって、由来を説明することを主とした伝承説話の謂である。知名説話の知名説話たる由縁のものは、それが知名(ことば)を説話によって説明したものであるというところにある。つまり、知名説話の本領はその説話の内容のどのような要素が、知名という固有名詞と結び付けられているかにある。地名というものは、これを発生的に見れば必要によって土地に付けられた名称であり、もろもろの事物や事件を契機として生まれたものであるから、全ての知名は過去における出来事を背景とした歴史的な産物...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。